ササニシキの魅力は、炊き上がりの香りの良さと、口の中で心地よくほどけるやわらかな食感。そして、あっさりしていて「くどくない」「甘すぎない」こと。
お刺身や煮物といった和食を味わう時には、ササニシキのご飯が最適です。お米が主張しすぎないので、おかずとご飯、それぞれの美味しさを楽しむことができるのです。 また、寿司飯やおむすびに最適なのも、実は粘りの少ないササニシキなのです。
ササニシキは、昭和38年に宮城で誕生し「コシヒカリ」と並ぶブランド米でした。 ところが、天候に左右されやすく栽培が難しいため、本場宮城でも入手しにくい幻のお米となってしまいました。 でも、その美味しさに変わりはありません。 「お米はササニシキ!」という根強いファンが、全国にたくさんいらっしゃいます。 当店としても、本当に嬉しくありがたく思っています。
ササニシキは、もともとのお米に近いアミロースの割合が多く、昔ながらのさっぱりとしたタイプのうるち米です。特に、かむ力の弱い女性や子どもには、粘りの程よいうるち米が向いています。
マクロビオティック食(玄米菜食)には「ササニシキ」が日本人の体に合う最適の米であるとして採用されております。マクロビオティック・インストラクターとして有名な奥津典子さんも提唱されており、著書の中で当店をご紹介頂いております。