近年、ダイエットやアンチエイジング、健康志向といった観点から、「マクロビオティック」という概念が注目を集めています。「マクロビオティック」とは食生活法・食事療法の一種であり、簡単に言えば、玄米菜食を中心に据えたライフスタイルのことです。
そもそも、白米と玄米では、カロリーこそそう大きな差はないものの、栄養価は大きく異なります。白米は玄米に対して、鉄分は約1/2、マグネシウムは約1/5、ビタミンEは約1/6、ビタミンB1は約1/5、繊維質も約1/6しかありません。精米することで、多くの栄養素を削り取ってしまうのです。つまり、玄米は白米と比べても、豊富な栄養源を含んだきわめてバランスの良い食品ともいえ、マクロビオティック標準食にも取り入れられています。
そして、一口に玄米といっても、白米同様に品種によって味も成分も異なりますが、中でもササニシキは、アミロースを多く含むサラサラ系のお米となります。ササニシキならば、もたれにくく、消化もよいので、一部の米アレルギーやアトピーの症状を持つ方でも、気にすることなくおいしく食べることができると支持されています。
当店では、精白米はもとより、玄米も販売しておりますので、マクロビオテッィク食に挑戦してみたい方は、どうぞ玄米をお試しください。特に、ササニシキは昔ながらのお米に近く、あっさりしているので、あまり噛めないお子様や、女性にもオススメですよ。
海外セレブから広まって、今や多くの方々にも注目されているマクロビオティックは、皆さんが思われているよりも難しくはありません。
マクロビオティックとは、「マクロ」「ビオ」「ティック」という3つの言葉から成り立っています。まず「マクロ」とは「大きな」という意味、次の「ビオ」とは「生命」を指し、最後の「ティック」は「方法」という意味を持っています。3つの言葉をつなげると“大きな生命の方法”となります。
要するに「長く生きる方法」なのです。
マクロビオティックは、旬の食べ物を多く取り入れます。このことからわかるように、“食生活を環境や季節に合わせ、心地よく暮らす”という考え方を持ったものなのです。つまりは、食生活を自然に近づけてみましょう、といったアンチエイジングフードとライフスタイルの提案と言えます。
マクロビオティックの食事法には、以下の7つのルールが存在します。
玄米菜食を中心に、季節を取り入れながら体に良いものを良く噛んで頂きましょう、という考え方です。海外セレブがマクロビを実践して話題になっていますが、元は日本古来の健康を維持する食の愉しみ方なのです。